受験直前に親が子供にかける言葉

高校受験や大学受験の直前です。

こういう時期に、親が我が子にどんな言葉をかければいいのかというお話があります。

本当は、この問いに正解はないです。

子供のタイプにもよりますからね。

誰にでも通用する魔法の言葉などありません。

しかし、汎用性の高い態度と言葉はあります。

大事なのは「我が子に学習に集中してもらうこと」です。

本人だって受験について毎日考え続けているはずです。

その中で不安の一つもあるでしょうし、ストレスの一つもあるでしょう。

そういうときに、親がその不安やストレスを刺激してしまうことだけは避けたいです。

「大丈夫なの？」「ちゃんとやってるの？」などということは、厳禁です。

よほど肝の太い子供であれば別ですが。

受験のことなど声掛けせず、ただ落ち着いた環境で迎えてあげてください。

「今日も寒かったね。お疲れ様」

こんな日常会話でいいんです。

親がまずはどんと構えて、安心して見守っているぞという空気を出していきましょう。

親の不安が子供に感染るのは、幼児に限ったことではありません。

親がイライラした様子を出しても、絶対に子供の学力にプラスはありません。

そしてこれは本当は、受験期に限ったことではありません。

日常から、親の精神が安定していると子供に思わせていきましょう。

大人なんですからね。