やはり自学力こそ学力向上の要だ
2022年神奈川県公立高校数学解説の記事を、連日多くの方に読んでいただいております。
ありがとうございます。
今日は受験生ではない生徒から、この入試問題についての質問を受けました。
受験に関係なくとも問題があれば取り掛かっていく姿勢やよし、ですね。
前のめりに前向きに学習を進めてこそ高みに達しえます。
せっかくですので、記事に書いておいた解説に加えて着眼点の探し方を伝授しました。
何事につけてもそうですが、大事なのは自分の目的意識をもって貪欲に学習にあたることです。
今回の生徒も、解いて採点だけで終わっても良かったはずです。
しかし自分の答案から疑問点を確認して、塾長にぶつけて解決するまでを一区切りとしてくれました。
だからこそ、確実に着実に学力を伸ばしていってくれます。
指示されたことをやりもしない生徒は論外です。
指示されたことから一歩先に踏み出す勇気が必要です。
これには、長期的な高い目標が必要な生徒が多いです。
何の目当てもなく漠然とした世界の眺め方で生きていて自主的な学習はできません。
ということは、親が子供たちにどのように世界を眺める視点を見せているか、そしてどのように目標を持たせているかがカギです。
ただ子供に何となく合っていると思うもの、子供が好むものだけを見せては世界が狭くなる可能性があります。
いかに子供の視点を広く高くする瞬間が親にあったかが、子供の長期的な伸びの一つの要素になります。
そのヒントになる本を、共著として出版いたしました。