語彙力を上げる親が県相生を産む
考える子供に育てたいならば、親御さんに是非やってもらいたいことがあります。
それは徹底的に言葉を使うことです。
子供達に徹底的に言葉を発してもらうために、言葉を浴びせることです。
わからない言葉、知らない言葉でもどんどん浴びせます。
意味は都度都度教えたり、辞書で引いたり、想像してもらったりします。
そして子供に何かを伝えるときにも、どんどん言葉で伝えて分かってもらいます。
言葉をどれだけ知っているかは、世界をどれだけ理解できるかに大きな影響を持ちます。
言葉を知っていればいいというものではありませんが、言葉を知らなくて得することは学習においては絶対にないです。
漢字をどんどん使って、漢字は表音と表意の両面を備えた機能的言語だということも理解してもらいましょう。
自分の答案を作るときにひらがなに逃げている子供が、学力が上がることはありません。
言葉を新しく習得するときに、漢字の持つ機能を理解していれば速度は格段に上がります。
早期の英語教育に目や心を奪われる気持ちはわかります。
しかし、私たちの学習は日本語でほとんどが構成されているという現実があります。
であれば、母語である日本語をどれだけ縦横無尽に使いこなせるかがものを言います。
絶対に、子供にどんどん言葉を浴びせかけてください。
ただしそれは、子供に言葉を発してもらうためだということを忘れずに。