県立相模原高校の生徒がテストの振り返りで言うこと
1週間は7日間×24時間×60分間=10080分あります。
定期テストと定期テストの間にはおおよそ2ヶ月間あるとすれば、9週間ほどあることになります。
定期テストの間にはおおよそ90000分ある計算です。
90000分全部を学習に使うわけではないにせよ、1教科に1%投資しても900分。
3%投資したら1800分の学習量になります。
5%なら4500分です。
それに対して、テストの時間は1教科あたり45〜50分といったところです。
桁が二桁違います。
テストの振り返りをするときに注目すべきは当日の振る舞いではないはずだということは、この数字からも明らかです。
県立相模原高校や相模原弥栄・麻溝台の上位にいる生徒とテストの振り返りをすると、答案そのものではなくテストに向けての日常についてのコメントがきちんと出ます。
正解したか不正解だったかを論ずるよりも、その原因を考えましょう。
原因をきちんと作れば結果につながります。
日常生活でどのように学習を優先して時間を確保していくのか。
丁寧に答案を作る行動を日常でどのようにして無意識レベルまで高められるか。
いかにやる気に頼らない習慣化された行動で学習と向き合うのか。
そのような事柄を確認していけるから、上位高校で学力を伸ばしていけるのです。