相模原高校に合格する論理の姿勢
数学が苦手な生徒はほぼ例外なく論理が足りません。
ここでいう論理とは「与えられた条件から確実に言えることを考える力」です。
筋道立てて考える力です。
人生は常に混乱や困難や変化の現場です。
不確かなことだらけに見えます。
その中で何をすればいいのか、どうすればいいのか、迷いもがくのが世の常です。
卑近な例で言えばどうやったら相模原高校に合格できるのかかという話だってあるでしょう。
しかし、実際に県相に合格して伸びていく生徒たちはそこを迷いません。
シンプルにやるべきことをコツコツとやっていきます。
それは論理があるからです。
与えられた現状という条件から、なすべきことは決まります。
例えば合格するために県立高校入試本番の学力検査で420点を取ればよいのではないかと内申点から逆算するようなものです。
さらに、そのために一番手を入れるべき教科を数学だと見定めます。
さらにさらに、現状優先すべきは関数の分野だと見定めます。
さらにさらにさらに、関数式とグラフの確認手順を改良しようと見定めます。
このように自分の目標と現状を結ぶ道筋を見定めていくのが論理です。
そこには「なんとなく」というものは入りません。
曖昧模糊としたものを排除して、一つ一つ丁寧に確認して進んでいくだけです。
それは数学の学習を通じて僕たちが手に入れられる思考の姿勢です。
目先の点数に汲々とするのではない姿勢こそ、合格に相応しい姿勢です。
県相に合格するというのは、その姿勢を身につけた結果です。