あいつが伸びて君が伸びない理由
同じものを食べたら同じ体になるのか?という話があります。
言うまでもありませんが、そんなことはないです。
兄弟でも双子でも、育ち方には多少の差が出ることがよくあります。
同じことは学習においても言えるはずです。
同じテキストで同じ内容を学習しても、実り方は生徒によって様々です。
体で言えば、口から摂取した食品を消化して吸収して、体内で必要な物質に再構成して体ができます。
消化・吸収・再構成のどれも、個人の体の能力によって異なるはずです。
自分の体を知ることで、どのような食事をとれば体にいいかが分かってきます。
自分に合った食事の仕方で健康な体に一歩近づけるでしょう。
学習も同じ側面があります。
得る情報をどのように消化・吸収・再構成するのかが個人差があります。
自分がどのような消化・吸収・再構成をするのかを知っておくべきです。
例えば計算分野をどのぐらい訓練しておけば計算ミスがほぼないと言えるレベルまで到達するのかをしりましょう。
文章問題でどのぐらい自分が苦戦するのかを知りましょう。
定期テストに向けての学習でどのぐらい前からどのぐらい学習したらどのような結果になるのかを知りましょう。
そして、その結果から自分の学習を常に再検討して改良していきましょう。
場当たり的に適当に学習して、習慣を改善しないのならば結果の改善が難しいでしょう。
ただ何も考えずに問題を解いたり教科書を眺めたりするだけではいけません。
自分の人生のために、まず自分を変えていきましょう。