数学36点から特進クラス5位まで伸びた
ある高校生が中2の3学期の時の話です。
数学の定期テストで36点を取ってきました。
言うまでもなく公立中学校の100点満点で、です。
ひどいものです。
当時のお母さんの心中たるや、察するに余りあるものがあります。
僕自身はその時でも「いずれ伸びる瞬間までやるぞ」とだけ考えていました。
そこから高校受験を乗り越えて、現在。
今日持ってきた数学の成績は、特進クラスで学年5位でした。
生物は学年1位です。
ここまで伸びた理由が知りたいと思う人もいるでしょう。
それは簡単です。
結果が出るほど十分な学習を僕の指示に従ってやったというだけです。
どんな生徒のどんな学力であれ原因があります。
原因と結果が反することはあり得ません。
学習しているのに点数が上がらないというのは、適切な行動をとっていないだけです。
例えば英語の教科書は音読と訳読の練習用に、ヒントとなる発音や和訳を書かないできれいにしておきたいです。
そのような指示を破って書き込んで読んでも、目がカタカナや和訳を追いますから脳が働きません。
脳が働かないから、賢くなりません。
しょうもない結果が出ているのなら、その我流には用が無いのです。
ただやればいいのではなく、あくまで適切な行動で圧倒的な量をやるのです。
そのどちらが欠けても学力は伸びません。