分からない一か所を探しにいこう
今日は4回ほど同じことがあったのですが。
生徒「先生、〇〇の問題で質問があります」
僕「ほいほい、問題読むから待ってね。うん、これのどこが分からないか、一か所教えて?」
生徒「えっと、△△が◆◆になっていて……あ」
僕「ん、分かったっぽいから回れ右して解いてねー」
生徒が解けなくて困ることはいくつかの原因から起きています。
そのうちの一つは落ち着いて読んで考えていないことです。
だから、どこが分からないのか落ち着いてもう一度考えてみるだけで理解できることがあります。
自分が理解できているところと理解できていないところを細かく切り分けていくことはとても大事です。
何となくぼんやりと「分からない」とだけ考えたり質問したりしているようではダメです。
その時点で、考えることから頭を遠ざけているからです。
考えることに心を寄せていけば、分からないのはある一点だとハッキリします。
その一点が実は自分の手に負えることであることは、結構あります。
テストでよく考えれば解けたのに!と思う問題がこれです。
そんな悔しい失点はダメでしょう。
本番でそうならないためにどうやって頭を使っていくかを、僕との問答を通して身につけてもらいます。
それもまた個別演習です。