筋道立てて考えてこそ数学
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
数学が苦手だと言う生徒の殆どは勉強ができません。
特に重症なのが理屈で考えないくせがついている点です。
筋道立てて考えてこそ学問なのに、なんとなく雰囲気でなんとかしようとするからだめなのです。
無闇に加減乗除の式を立てたり、手順を何段か踏むことを嫌がって一発で答えを出そうとしたり、問題文に書かれていない条件を組み込んで解いたりする様子です。
そして理屈で指摘されることよりも自分の感覚を優先する様子です。
これでは難度が上がるほどに学力が伸びにくくなるのも道理です。
小学生の間になんとなくで解く癖がついていると、中高で確実につまづきます。
どこかで大きく軌道修正をする必要があります。
そのような生徒の多くに見られるのが、親が宿題に手を貸しているパターンです。
親が子供の宿題を教えても、多くはその一問をどう解くかというところに終わります。
優しさの毛布をかぶったその場しのぎに過ぎません。
その場しのぎで子供は答案が埋まり、マルがつきます。
しかし子供の学力が上がっていることはあまりありません。
教えてくださるならば、汎用的な概念を植え込む覚悟が必要です。
少なくとも大学入試までを念頭に置いて教えて下さい。
それは何も闇雲に難しいことを教えるということではないのです。
先々にどのような学習があり、どのようなことが難しく感じられ、その上でどのように乗り越えるべきかのビジョンが必要だということです。
そこも含めて、筋道があってこそ学問です。