解く速度を速くする当たり前の手順
受験においては遅いということはほぼメリットがありません。
行動開始が遅くとも、行動速度が遅くとも負け戦が見えます。
例えば数学のテストなどで時間が足りなかったから点数が伸びなかった、という人はまずいです。
何が不味いかといえば、時間が足りないと思っているところです。
時間が足りないと言っていいのは、時間を増やすことができる場合のみです。
試験時間は必ず決まっていて、延長ができません。
時間が足りないのではなく、自分が遅いということを自覚しましょう。
ではどうやったら速度が上がるのでしょうか。
それはもう、普段から時間を意識し続けるのみです。
例えば60分のテストを受けるとします。
その練習の時に、大問5つの時間配分を普段から意識して解きましょう。
もちろん60分÷5問=12分と設計してはぬるいです。
自分の解く速度を上げるために、ハードルを上げて練習しましょう。
1問10分で解くことを目指して答案を作ります。
実際には解けないことも有りますが、10分時点までの答案にチェックを入れておきます。
その上で残り時間もキッチリ使います。
そして答案を採点する際に、自分の答案でどこを改善すれば時間を縮められるかを具体的に探します。
探した改善点はリストにしておき、何度もそれを読んで自分の意識に根付かせてから次の問題にとりかかります。
改善点を具体的に上げられないのであれば、答案採点の効果は半分未満だと心得てください。
これを1ヶ月も真剣にやれば、確実に速度が変わってきます。