親の会話力が子供の算数・数学を伸ばす
数学が得意にならない人間に共通しているのは雑さです。
例えば「面積」と「体積」、「底辺」と「底面積」、「センチメートル」と「平方センチメートル」と「立方センチメートル」を使い分けられません。
言葉を雑に使うということは、概念理解が雑である可能性が大きいということです。
概念理解が雑なら、数学は絶対に得意になりません。
ただ公式を覚えて数字を代入することで誤魔化しているから、算数や数学が苦手なのです。
自分が読んでいる言葉が何のどのような状態を表しているかを考えられないですから、文章題になると途端にアウトです。
そのような状態では受験で算数や数学を武器にすることはできません。
概念理解を重視するのは、日常生活から心がけて欲しいです。
子供たちと対話する際に、単語で受け答えをするような発話は避けましょう。
何がどうしてどのように、などを意識した受け答えを親がし、子供にしてもらうように話しましょう。
子供に命令するだけではなく、子供に考えて話してもらうように接しましょう。
つまり、親の会話力が子供の数学力に大きな影響を与えると心得ましょう。