物事をなるべく単純に
数学を解くときのコツの一つは、物事をなるべく単純にして考えることです。
例えばよく分からない図形の面積や辺の長さを求める問題があります。
複雑な形の図形を見たときに、「この図形の面積の求め方が分からない」と考えて手が止まる生徒がいます。
これは、難しいものを難しいままに解こうとしている状態です。
数学を得意になりたければ、この考え方からすぐに離れましょう。
どんな複雑な図形でも、自分が扱る図形である三角形や四角形を組み合わせれば表現できます。
そうすることで問題を簡単にして、出来ること/分かることから扱い始めましょう。
これは平面図形でも立体図形でも同じです。
内部に線を引いて分割しても良いです。
外部に線を引いて拡大しても良いです。
できることを組み合わせて、できないことを攻略しましょう。
思えば計算だってそうしてきたはずではないですか。
図形が違うなどということがどうしてありましょうか。