方程式は等式だと強く意識しましょう
途中式を書く際の着眼点を言語化して把握しておくべきなのは、中2の連立方程式に限りません。
中1の方程式だろうが、中3の連立方程式だろうが同じです。
「何を狙いにしてこの式の操作を行うのか」を説明できれば、式の操作を間違えません。
方程式に限って言えば、最終的にはx=の形にすることが目標です。
そのために何をするのか、ということを教科書の例題で示しています。
「文字の項と数字の項を整理する」「係数を取り外す」「文字の数を減らす」などという具合です。
どの順序で自分はそれを行い、何を意識するのかを必ずルールとして考えましょう。
特に気を付けてほしいルールは「方程式は等式である」ということです。
等式は等号で辺と辺を結んだものです。
どこかの辺に行った操作は他の辺でも必ず同じことをします。
そうすれば、等しいという関係を保てるからです。
ここの意識が弱いことで計算ミスをする人は多いので、ぜひ記憶に残して活用してください。