問題集を解いて学力がつかない人のために
学力を上げるために例題・例文を使ってインプットすることは大事です。
しかし、インプットばかりではなくアウトプットも並行して行いましょう。
テスト本番はインプットではなくアウトプットする時間です。
本番を想定した行動を取るのは成功の条件です。
アウトプットの代表は問題集を使った演習です。
しかし、問題集を解いているのに学力が伸びないということがままあります。
これは問題集の使い方に課題があります。
例えば、問題集を1周しただけで十分な学力にはなりません。
解けない問題と出会ってそれを乗り越えた瞬間に学力がつきます。
3周、4周と周回して定着・理解を伸ばしていくのが前提です。
1周終えたら別のテキストへと移動、というのでは穴だらけのテキストが増えるだけです。
2周目でも「もう少し取り組めばクリアできそうな問題」を中心にやりましょう。
だいぶ手強いと感じる問題を相手にしすぎるとテンポが落ちます。
よく分からないものを一旦横に置くこと。
解答解説や以前の例題を読んで考え直すこと。
覚えるべきことをこまめに復習すること。
適宜質問などをして課題を解決したり学習を修正すること。
そういう練習をしながら進めるのが、問題集との向き合い方です。