今計算力をつけて未来により良い学習を
定期テスト前の中学生が毎日数学の演習を重ねています。
少しでも早めに、学校のテスト範囲と予想される分野のワークは潰しておくべきです。
無論、その前に教科書の例題を潰しておくべきだということは言うまでもありません。
自分が計算が苦手だ、あるいはミスをする可能性があると思える人は先取りで演習量を増やしましょう。
まず1回解くことで、自分のミスのパターンを知ることが出来ます。
そのミスのパターンを分析して、同じ間違いをしないように言語化しておきましょう。
それを何度も重ね塗りするように演習していくことで、分厚い計算力が手に入ります。
ミスをしにくいだけではなく、ミスにすぐ気づける計算力です。
私たちの計算には必ずミスがでるというのが前提です。
大事なのは、ミスしてもリカバリーできるだけの力を手に入れることです。
こういう状態を指してよく言われるのが、「100点を取るのは120点の力がある人」ということです。
そうやって手に入れた計算力は、1回の定期テストだけで役に立つものではありません。
先の範囲の学習をする際に、計算ミスが減っていますから演習がスムーズに進みます。
つまり、将来の学習の負担を軽くしてくれることで、さらに学力がつきやすくなるわけです。