締め切りを意識する
三つ子の魂百までという言葉は本当に事あるごとに感じます。
自分ではよく覚えていないのですが、小学校の頃に遅刻しそうだったとき、姉と塾長では行動が違ったらしいです。
遅刻しそうでも自分のペースで動こうとする姉と、泣きべそをかきながら準備をして間に合わせようとする弟。
とにかく遅れるということが嫌だったんですね。
流石にそこまで自分の精神が追い込まれることはだいぶ減りました。
よく言えば大人の余裕といいますか、悪く言えば図々しくなったといいますか。
それでも、締め切り類はとても気になってしまいます。
木曜日に「土曜日までに原稿をもらいたい」というお話を急に頂きました。
もちろん土曜日が締め切りなのですから、土曜日に出せばいいわけです。
しかし、どうしても金曜日までに仕上げてしまいたい!という締め切り欲求にかられました。
金曜日に生徒が来る前に出来るだけ手書きでメモを書き出してアイディアを並べておきました。
そして生徒が帰った後に箇条書きにしたメモを見ながらPCに向かって文章を書いては組みなおしを続けて日付が変わる前に仕上げました。
そのまま送信して、ぐったりして帰宅です。
そこまでやる必要があるのかと問われたら「無いでしょうね」と答えるでしょう。
それでもやるのが、締め切り重視のマインドです。
受験勉強のせいだよなぁと思いますね。
テストのある日は決まっているのです。
そこに間に合うように行動を組んで実行したい、間に合わないのが怖いという気持ちが根っこまで染みついています。
生徒達にそれがもうちょっとだけ伝染できれば、もっと生徒達が伸びるのではないかと思うこともあります。
だから中3の講義授業では折に触れて、入試まであと何日!というカウントダウンをやっています。
ずっとずっとそれが頭から離れないぐらいであってほしいです。