アウトプットで脳を振り絞れ
基本を徹底することが大事です。
今日、小学生が「この問題が何も分かりません」と質問を持ってきました。
「何も分からないということはない。何が分からないかがはっきりある」と塾長が返します。
小学生は「解き方が分かりません」と答えます。
そこからはもう、塾長からの質問しかありません。
少しずつ問題を分解し、「何を問われているのか」「もう少し詳しく考えるとどうなのか」「ヒントはどこなのか」「そのヒントのどこを活かせば前進するのか」「知っている作戦で使えるものは無いか」などと連続していきます。
そうやって最後の正解までたどり着いた後に改めて小学生に尋ねます。
「今の説明で何か新しく教えたことはあるかな?」
「ありません」と小学生が答えます。
こういうことは非常によくあります。
あくまで手元にある知識・技術を自在に使えるようになるまでのトレーニングが足りないのです。
ここが、青木学院がアウトプットを重視している理由です。
ただ教わっただけで出来るようにはなりません。
それを使いこなせるようになるまでのトレーニングが、ほとんどの生徒には足りないのです。
そこを補うには、演習してトレーニングするのが一番必要なのです。
誰かの話を聞いているだけではなく、自分の脳を振り絞ってこそ賢くなります。