いつか懐かしくなる夏か?
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
お盆休み特訓の受講生を募集しています。
お盆休み特訓のお申込み受付は8/6火曜日までです。
県立高校入試対策テストゼミの試験の後に、厚木高校の生徒に数学の解説指導をしていました。
と言っても特別なことを話したわけではなく、これまでずっとその生徒に話していた視点で大学入試の問題を捉えたらこう解ける、という話をしていただけです。
基礎基本を徹底的に突き詰めることが学習の王道だというのは、在籍している間中ずっと生徒に伝えています。
ちょっとそこが緩んでいたようなので、改めて締め直しました。
一通り質問と解説を終えたあと、生徒とかつての夏期特訓について思い出話をしました。
その子も受けたテストゼミの解説授業で、初回から「ここまでやるのかぁと思った」と笑っていました。
まぁあの指導をくぐっていれば、特に大学受験勉強だからと過剰に身構える必要はないわけです。
中3の当時はそのように夏期特訓を思えなかったでしょうが、あれはあれでこの生徒の良い夏であったようです。
来年の夏にはこれまでに出来なかった・しなかった色んなことをやれるはずだという楽しみを得るためにも、受験勉強を淡々とやっていこう話し合いました。
夏期特訓はただの途中経過に過ぎません。
正直に言えば、最高の夏期特訓にするんだというような熱いことも考えていません。
最高の夏期特訓になるかどうかはその最中にわかるものではないでしょう。
そこを通り過ぎてしばらく立ったある日、ふと思い出して「あの夏は参ったなぁ」と笑ってしまうことがあるものでしょう。
ちょっと遠くなった真夏の残像が時には眩しくなるかもしれません。
今の夏の輝きにそれどころではないかも知れません。
でもいつか振り返るときに良い季節だったと言えるのは、一つのことに没頭した時間がそうさせる場合が多いのではないでしょうか。
そんなことを考えながら、生徒を見送りました。