受験をするとはどういうことか
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
県立相模原高校などの大学進学に強い高校へ進学したいと考えている生徒諸君。
あるいはそのような我が子をお持ちの保護者の皆様。
なぜそんな希望を持っているんですか?
「行くなら偏差値の高い高校がいいかと思って」
県相などの上位高校から難関大学へ進学した生徒のことは知っていますか?
「特には知りませんが、HPなどで興味を持って」
そうですか。
毎日ガンガン学習するから自由な時間は減りますよ。
決してのんびり青春を謳歌できない生活を選ぶなんて正気ですか?
「いい大学へ行かないとお金も儲からないですし」
お金、社会的地位、ちょっと角度を変えればモテる、そんなところでしょうか。
それは一面として確かにあります。
その上で現実を見ましょう。
県相のような上位高校で大学受験を本気でやれば、忙しさは想定以上です。
学校で比較的マシな部類の学力である生徒諸君。
諸君が「テスト勉強」と称している行動を365日中最低300日はやり続けるものです。
350日やる生徒さえザラです。
相模原弥栄や麻溝台からでも早稲田・慶應を狙うというならそれが当然です。
GMARCHを狙うのでも同様に頑張っておけば悔いが残らないでしょう。
県相・弥栄・麻溝の校舎内だけで学習すればいいというものではありません。
校舎を出て帰宅した後からが始まりです。
自宅で、塾でコツコツと毎日のように積み重ねた学習だけが自分を支えます。
決してキラキラした楽しい高校生活だなんて言えません。
でもそういう生活をしておかなければ、受験当日までは一瞬で過ぎます。
かくいう僕自身は格別に才能に恵まれた受験生でもなかったです。
他の誰より学習したとも、誰より高偏差値に辿り着いたとも言えません。
でも今でも生業とするぐらいには、学習を大事にして生きています。
受験という歪に歪むシステムをある意味では愛しています。
自分の携わる学習を誇りに思い、できる限り続けていきたいものです。
その僕から見て、こと受験において生徒諸君は楽に生きています。
政令指定都市・相模原に住み、市内に県相といういい塩梅の高校もあります。
巷には僕が子供の頃にはなかった素晴らしいテキストも増えています。
学習を支援してくださる保護者さんにも恵まれています。
それだけ恵まれた環境をチャンスとせず、代償も支払わずに夢だけ見ています。
代償を支払いましょう。
身の回りにある環境を使い尽くし、しゃぶりつくし、学習に誠実に向き合いましょう。
チャンスを無駄にし、台無しにしてはいけません。
そんなことをすれば、受験と受験を勝ち抜いた先人にリスペクトを向けられません。
学習に対して覚悟がありますか。
合格に対して本気で取り組んで生きる覚悟はありますか。
それがないならば、言うまでもないでしょう。