振り返って次に活かせばいい
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
夏休みを終えた生徒と夏休みの反省をしています。
といっても、小難しい話はしません。
自分にとっての生活・遊び・学習の点数はどうか。
その点数をつけた理由はなにか。
そういうことを生徒に質問します。
精密な分析や気の利いたコメントができれば、賢くは見えるでしょう。
生徒にはそういうことは求めていません。
大事なのは、物事を振り返って未来に活かすという習慣を味わってもらうことです。
分析でもコメントでも、そもそも学習でも技術の向上は継続して磨いた先にのみ存在します。
継続は開始の後にしかありません。
そのために、まず初めての振り返りをやってもらうわけです。
最初は拙いこともあるのが当然ですから、精度の高い分析やコメントはいりません。
このタイミングで振り返って、それを次に活かすために考える。
そういう練習もまた、学習の一部です。
それを明確にするために、言葉にしてもらう必要があります。
思考を常になんとなくではなく、言葉にできるレベルで具体的なものごとに近づけます。
言葉にするのは思考の整理です。
答えを出そうとするから、思考が動いて自分の中で答えが見えてきます。
問われるまでは気が付かなかった何かに辿り着くこともあります。
問題文を読んで頭が動き始めるのと同じです。
全ての対話は、生徒を賢くするためにあります。