短期記憶を鍛えるためには何がいいのか?
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
学習の効率を上げるために必要な力の一つには短期記憶があります。
学校の授業で1時間学習するとします。
その時間中に何を学習しているかを心に留めているかどうかです。
直前に何を学習しているかの続きが、現在の学習です。
今何の話をしているのか?
さっき新しく学んだことは何か?
それを意識していれば、定着も理解も進みます。
しかし、今何の話をしているかが分かっていなければその逆です。
今何をやっているのか・何をやるべきなのかが分からなければ、頭がぼんやりします。
焦点の合わない頭にならないために、注意すべきことを頭に留めながら学習せねばなりません。
ここがある種の生徒には難しいところです。
自分が強くある生徒ほど、これが難しくなります。
自分の考えていることに頭が支配されていて、外部情報をうまく扱えなくなります。
これを防ぐためにも、やはり頭の使い方を練習しなくてはいけません。
何を覚えておきながら話を読み・聞くのか。
国語の文章要約などが代表例でしょう。
難しい話ではなくても、話の筋をまとめる練習は役立ちます。
漫画を読んで感想を伝え合うのもその一つです。
映画を観て批評を交わし合うのもその一つです。
自分だけで考えるのではなく、他者と共有することで思考は整理されて明確になります。
ズレがあればそれを修正してもらえる機会にもなります。
映画は2時間の話を整理して覚えておけば、理解が進んで面白さが分かります。
しかし2時間の集中ができないようでは、話を楽しめません。
少し短い作品から、話を追う練習をしてみるのがよいでしょう。
その意味でも、映画は子供の学力を伸ばす糧となります。
話の要諦はどこか?を考える練習をすれば、短期記憶が上がって学習の効率は上がります。