丸つけは学力の伸びやすさの現れ
僕が生徒に対して強く指導するのは、基本動作の徹底です。
例えば、丸つけをちゃんとできること。
生徒が丸付つけをしたノートを僕がチェックします。
その際に、間違っているのに丸をしているものがどれだけあるかは学力の伸びやすさと関わります。
伸びにくい生徒は例外なく、丸つけから雑です。
答案と模範という2つのものを見比べて正誤を確認できていません。
同じか違うかを判別するのは、学校の学習以前の問題です。
幼稚園でやるレベルのことのはずです。
それさえできていないのに、難しいことを理解できる可能性はありません。
行動・思考・観察が荒い人間に良い仕事は出来ません。
丸の大きさが一定であることだって基本動作の一つです。
同じ大きさで、同じ場所に丸をつけていないなら雑です。
そんなことが点数に関わるのか?
丸が不揃いで点数の良い生徒もいる。
それはそう思う人もいるでしょう。
でも、それは特別な能力がある場合のみです。
自分がいまスペシャルな得点をとれているか考えればいいです。