3000時間をどう稼いで、どう使うか。
今日も県立相模原高校の生徒と学習相談をしていました。
県相などの進学高で問題になるのが学校の課題です。
進学実績を重視していきたい先生方が、課題で学習量を確保しようとお考えなのでしょう。
放っておけば学習しないと判断されれば、致し方のないところです。
とりわけ指定校推薦や総合型選抜での進学を考えるならば、評定平均が気になります。
評定を高めるためにも課題の提出を無視はできません。
しかし、分量が多くなると学習の負担となってしまうのも現実です。
とりわけ推薦を狙わないのであれば、そこはどう対応していくかも高校生活の質を変えます。
一般入試を考えるなら、特に振る舞い方を考えるべきでしょう。
学力を上げるために他に優先することがあるなら、あるいは部活動などが忙しすぎるなら。
全ての提出課題を全力ではない作戦も考えます。
自分が力を抜いていいと考える課題と、力を入れたい課題を区別しましょう。
高校3年間は学習量も難度も中学時代とは比べ物になりません。
大学入試で難関大学合格を目指すならば、3000〜3500時間の学習が必要です。
高校1年生の段階で1000時間は踏んでおきたいところです。
その時間をどこで確保するのか。
平日・土日・長期休暇でどのぐらい稼いでいくのか。
そして稼いだ時間をどの学習にどのぐらい割り振るのか。
そこを計画的に動けば、3年後の受験で結果が出ます。
無計画に動いてなんとかなるほど、今の大学受験は甘くないです。