「うる覚え」を塾生から撲滅したい
僕は生徒と話していて、時折言葉について注意を促します。
例えば「延々と続いている」を「永遠と続いている」。
「うろ覚え」を「うる覚え」。
こういうことを口にしたり書いたりしていると、即ストップです。
意味が通じればいいではないかという意見もあります。
状況次第ではもちろんその考え方に賛同します。
僕だって「青木先生」と呼ばれても「はい」と応えますからね。
でも、学業においてはそれは看過できません。
ひらがな一文字も丁寧に扱っていく生徒に成長してほしいです。
英語の学習をする際に「私は」「私の」「私を」は違いますよね。
ひらがな一文字を手がかりとして文の分析をしていきます。
定期テストで誤字があれば、それなりに減点もありえます。
数学でも同じことです。
一言条件が違えば、結果にはちゃんと違いが出ます。
細かいことを丁寧に観察して、丁寧に考える。
そういうことができるようにならなければ、90点や100点を狙うことはできません。
それを抽象的な言葉だけで伝えても、実行できるようにはなりません。
だから具体例を一つでも多く体験してもらって、体得してもらいます。
今日も明日もあさっても、細かいことを話します。