今週末にどれだけ教科書を読んだか?
教科書が配布されてから最初の週末です。
ほとんどの生徒にとって、学力向上の第一歩は教科書の読み込みにあります。
学習内容の基本は教科書に掲載されている知識や考え方の習得です。
どのページに書いてあることでも慣れ親しんだ経験があるなら、内容把握は簡単になります。
無論、教科書に記述された内容が理解できればの話ではあります。
理解するためには「何が分かって何が分からないのか」をより分ける必要があります。
そのためにも、せめて1学期の定期テストで扱うであろう範囲は早急に目を通しましょう。
できれば最後の1ページまで通読し終えるぐらいでいいです。
書いてある内容で分からない事柄が沢山あっても構いません。
何が分かって何が分からないかを分かるきっかけにすぎません。
でもその通読を1回しかしていないのか、20回したのかでは大差がつきます。
自分がこれから学習する内容の概要を把握しておくことで授業の理解度が一段違います。
何度も意識をもって目にしたことは覚えやすく、見慣れないことは覚えにくいです。
よほどインパクトのあることであれば別ですが。
ともあれ、早期の教科書通読周回は学習の基本動作の一つです。
今週末という学校の進度がほぼない余裕のある状態で、どれだけ読み込めたでしょうか。
なにごとであれ切羽詰まってやるよりも、余裕のある時期から始めておいた方がマシというものです。
情報量の少ない英語の教科書なら、計画立ててやれば100回音読だって十分可能です。
英語の点数が90点に届かないとなげくならば、さっさと100回音読しましょうね。