1問だけ丁寧に解く
学力を伸ばしたいと考えるならば、変えて変えないことです。
変えることは自分の短所です。
変えないことは自分の長所です。
自分がどんな人間であるかを考えて、変えるべきことを変えればいいです。
大体の人間は、放っておけば変わりません。
外部になんの刺激も設定もなければ、自堕落に「ありのままの自分」であり続けます。
「ありのままの自分」がどういう未来につながるかを直視しません。
見るに耐えないのだから直視できません。
そこをグッとこらえて、自分と向き合いましょう。
イマイチな、カッコ悪い、さえない自分と向かい合いましょう。
そうしないと自分を変えられません。
自分を変えないで学力が伸びることはありません。
少なくとも、大幅に伸びることは無理です。
自分がいつも雑に問題を解いている現実と向き合ってください。
自分がやっていることが、自分でも正しくないと分かっているはずです。
その行動の先に学力の上昇も合格もないと分かっているはずです。
まず1問だけ丁寧に解きます。
問題文を2回読んで、気になれば線を引いて、図を書いて、具体例を書いて。
式を書いて、途中式を書いて、単位を確認して、丸付けも指差し確認して。
そうやって1問を大事に解いてください。
後はそれをもう1問、もう1問とだけ積み重ねてください。
絶対にそれで学力が上がりますので。