ミスとの向き合い方に人生が出る
学力が高い生徒と低い生徒は失敗についての姿勢が異なります。
学力が高い生徒は自分がミスした問題を徹底的に追求します。
自分が何を知っていて、何を知らなかったから間違えたのか。
自分がどう考えて、どう考えなかったから間違えたのか。
自分がどんな状態で問題に取り組んで、どんな状態でないから間違えたのか。
そんなふうに、自分の間違いの状態を徹底的に観察し、次に間違えないための準備をします。
学力が低い生徒はこの逆です。
自分の間違いと真摯に向き合うことをしません。
正解が何かを赤ペンで書き写すだけです。
ちょっとしたミスだった、次は大丈夫だと決めつけます。
自分と向き合う強さを持てずに目をそらして生きていきた結果なのでしょう。
そしてこの差はペーパーテストの数字以上のものとなって人生に返ってきます。
たかが受験の合否などというものではありません。
もっともっと大きなものになって、人生を左右します。
それが分かっているから、受験に向かう姿勢を通じてミスとの向き合い方を生徒に伝えます。
その結果として、合格ももちろん手に入れてほしいです。