才能を変えず、学習を変える
高校受験に備えたい小学生を大募集しています。
よろずのことに才能、あるいは向き不向きというものはあります。
わかりやすく才能の差を見られるのはスポーツでしょう。
体格という目に見えるものにそれはあらわれます。
学習については目に見える才能の差はありません。
結果の差だけが分かりやすく私たちの前に現れます。
その差の理由として、才能を考えることもあるでしょう。
どれだけの才能にどれだけの練習を掛け算するかで結果が決まるとすれば、才能だって大事です。
ただ、才能について論じてもとりあえず学力は伸びません。
変えられること・変えやすいことを変えて磨いていくより他にはないはずです。
$y=4xとy=x^2$は差があります。
係数の差、次数の差です。
言うなればこれが才能の差です。
しかし、この差はもう変えられません。
一方で、xにどのような値を代入するかでyは違ってきます。
また、どの段階で比べるかで二つの関数のyの値の大小も変わります。
大事なことは、いつでも少しでも大きいxを与えてyを大きくすることです。
よりよい学習をより十分に与えて、子供たちの学力を伸ばすことです。
誰かといちいち比べても、我が子の学力は伸びません。
我が子のベストを我が子が求めていけるようにするには何をどうするか?だけが大事でしょう。