黙るな
青木学院においてプレッシャーをかけられることがいくつかあります。
例えば黙ることは、かなりプレッシャーをかけられます。
人に話しかけられて黙っていることは、人を賢くしません。
黙っている時点で考えていません。
考えていないのに賢くなることはありません。
賢くなるためには考えて考えて考える必要があります。
そして、それを素早く行う必要があります。
黙り込んで時間を過ごしても決して賢くはなりません。
そして黙っているのは、黙っているとやり過ごせた人生だからです。
誰かに何かを言われても、黙っていれば周りの人間が諦めてくれる人生です。
何かをやらなくても許される人生で、自分が賢くなることはありません。
ですから、僕は黙り込む生徒にはプレッシャーをかけます。
正解をいつでも答えるというレベルにはない生徒に、正解を求めはしません。
ただ、自分が何か考えた足跡を言葉にして出すことは求めます。
そして可能な限り素早く反応することは求めます。
とにかくやり過ごすことだけは許しません。