関数のグラフを描いて県相へ
神奈川県立高校入試でも、関数の問題は重要です。
大問1つ、小問3つの構成で出題されます。
県立相模原高校なら3問、相模原弥栄高校や麻溝台高校でも2問正解が望ましいです。
関数の問題で順調に学力を伸ばす生徒と、伸び悩む生徒の違いはいくつかあります。
その最たるものが、フリーハンドで適切なグラフを描く手順です。
テキストなどにグラフが描いてあっても、自分で改めてグラフを描く習慣をつけましょう。
入試問題の本番などの特殊な例を除けば、テキストにあるグラフは小さいものです。
小さいグラフのままでは、グラフを使って問題を解くために書き込みたい座標・記号・式などが見えにくくなります。
問題を解くための情報を一目で見やすくまとめられるのが良いグラフです。
問題文に書いてある内容を自分が正しく理解することで、正解への道筋は見えます。
地力でグラフを描いてみることで、自分が何をどこまで正しく理解できているかの確認にもなります。
軸・グラフ・式・交点座標・比を余さず書き込めれば問題ないです。
こういう地道な手順を手抜きせずにやれる人間は、必ず数学が得意になります。
手を抜くべきではないことを手を抜かずにやるのは、人生の基本です。