集中できる姿勢を作ろう
思考と体はリンクします。
集中力を高めたければ、集中している姿勢から作ってみましょう。
集中している姿勢が分からないうちは、集中しているように見える人や学力の高い人を真似してみましょう。
良い姿勢は生徒によってそれぞれ違っているものではありますが、疲れにくい姿勢であることは共通しています。
基本的には左右対称な重心のかけ方がおすすめです。
背骨が左右どちらかに曲がって、腕に体重をかけすぎて肘をつくような姿勢はまずいです。
体を腕で支えすぎるのではなく、背骨や腹筋背筋をしっかり使って座りましょう。
腕に体重がかかり過ぎると、ペンを動かしにくくなるのもマイナスです。
自由に腕を動かせる程度が望ましいので、軽く机に触れる程度になるようにしましょう。
呼吸が深くできるように肺を開くことで、酸素を取り込んで集中しやすく眠くなりにくいようにしましょう。
首を深く曲げすぎると痛くなってこれも集中力が続きにくくなります。
軽く顎を引いて見下ろせる角度にノートやテキストが見られるように、テキストの位置と机との距離を調整しましょう。
これらは初期位置として気を配ってみるところです。
実際に集中を高めていくなかで、自分にとってベストの姿勢が見えてきます。
人体はそれぞれ違うものですから、統一規格の机に対しては微調整が必要です。
それでも折々背中をきちんと伸ばして、バランスの良い姿勢に立ち返っていきましょう。
成長期に猫背のままでは、体によくありませんからね。
併せて体を左右に少し動かして、血流をよくして集中を取り戻せればなお良しです。