学力が十分だと言えるレベルとは
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
あるプロ野球選手が、打撃コーチにボールを投げられました。
選手はそのボールをパッと無意識にキャッチしました。
「何を考えてボールを捕った?」とコーチが尋ねました。
「何の話だろう?」と選手は不思議に思いました。
ボールが来たから、そこに手を伸ばしただけだからです。
「来たボールに無意識に手を伸ばすように、自然にバットを出さなくてはいけない」
そのぐらい練習しなくてはいけないのだ、とコーチは選手に教えたそうです。
これは非常に共感するお話だと考えました。
学力が十分についたと錯覚する人が非常に多いです。
多少正解したからといって、書いてあることが分かったからといって、十分ではないです。
無意識に、反射レベルで処理できるようになってはじめて十分です。
反射レベルでの行動はミスが減ります。
掛け算九九がそのいい例です。
方程式だろうが同じで、考え込んでいる時間が増えるほど実戦では役に立ちません。
無意識に正解手順を踏めるようになるまでは周回する価値があります。
その練習量が、ほとんどの生徒は圧倒的に足りていません。
だから僕が、個別演習形式で指導をしているのです。