物事に飽きないために
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
学習していて集中が落ちれば、学習の効率も落ちます。
集中が起きる要因の一つは「飽きる」ことにあります。
私達の脳は必ず飽きるようにできています。
脳内ではドーパミンという物質が分泌されます。
幸福感や快楽や興奮、モチベーションに関わる神経伝達物質です。
新しいことや面白いことに取り組むと脳内で分泌されます。
行動継続の原動力にもなります。
美味しいものを食べて箸が止まらないのも、この物質が影響します。
実際には快楽そのものだけではなく、快楽が期待される事象についてもドーパミンは発生します。
ここで興味深いのは、ドーパミンのためには快楽が大きければいいというものではないという点です。
「期待した快楽」と「実際の快楽」の誤差が大きいほど、ドーパミンは発生します。
予想と現実のギャップが大きいほどいいというわけです。
最初はこのギャップが大きいのですが、次第にギャップは小さくなります。
予想と結果を学習してしまうがゆえ、です。
ここを考慮すれば、「飽きる前に撤退する」というのが一つの作戦になります。
25分で一旦小休止を入れて切り替えるポモドーロ・テクニックなどはその好例でしょう。
こまめに行動を変えることで、少しでも集中している時間を増やしましょう。
無為無策で強引に、ばかりでは勝率が下がりますのでね。