学習の本質はここにある
学習の本質だと考えていることがあります。
ここを心で理解している人間は学力が伸びるし、そうでなければお察し、というポイントです。
それは「基本を理解して毎日定着させる」というものです。
どの分野であれ、基礎基本と言える事柄があります。
数学で言えば四則演算や割合がそれです。
それを上っ面ではなく、定義から理解する状態を目指します。
その上で、それらを自在に使いこなせるようになるトレーニング・演習を毎日コツコツやりましょう。
これが学習の本質です。
この二点を押さえなければ学習の効果は出ません。
基礎基本を理解しなければ、物事の仕組みが見えません。
仕組みが見えないままで学力が上がることはありません。
やれどもやれども手応えのない日々を過ごすことになります。
また、毎日の基礎演習で手を抜けば当然定着はしません。
そうしているうちにまた新しい基礎と出会うことになり、不十分な基礎がまた一つ増えます。
定着が不十分なままで新しい基礎基本を理解できることはありません。
時間の経過・学年の進級とともに積み残しが全自動で増えていきます。
雪だるま式の負債を返済することは極めて困難です。
毎日コツコツ演習を積み重ねて負債を減らしましょう。
この二点を実行すれば、確実に学力が伸びます。
自分に足りないのはどちらなのか(あるいは両方なのか)を見極めて変えていきましょう。