偶然の成果か、必然の成功か
成果が出ることは嬉しいことです。
しかしその成果がどこから来るのかは時によって違います。
偶然の産物としての成果は再現性が低いものです。
人間は一度成果が得られたら一生安泰というものでもありません。
もし偶然であるかもと思えるなら、その成果は横に置いておきましょう。
成果が出る過程について、常に観察し続けて考え続けて改良し続けるのが上策です。
成果に恵まれずとも、日常生活が良いものであるならば心配ないです。
楽をして、近道をして、あるいはズルをしても本当の成功には至らないものです。
大きな川の対岸へ向かうとします。
そのまま最短距離で突っ切ろうとすれば、深みにはまって流されていくものです。
周りをよく見回して橋を探して、少し離れたとしても橋を渡って安全に行けばいいです。
橋がないなら、舟を作るなり筏を組むなり、創意工夫で自分の人生を守ればいいです。
そうやって為すべきことを為すなら、成功は再現性のあるものになります。