志望校と定期テストの目安
定期テストの答案が出揃って、日常の学習と受験についてあれこれお考えでしょう。
成果に囚われすぎるときついですが、成果を完全に無視するのも非現実的です。
大雑把な目安はどうなのかについては意識しておきましょう。
最近は定期テストを行わない、あるいは行っても100点満点ではないこともあります。
ここでは英語・数学・国語・理科・社会の5教科で500点満点に換算したものとします。
相模原市内で公立高校受験をするとします。
その場合に大学受験を意識するかしないかでまず分かれ目があります。
上位大学進学・大学進学・専門学校または就職という三段階に分けておきます。
専門学校または就職ということであれば、特に何も意識しないでも何とかなります。
高校でも留年しないでいい程度、平均点程度を取れていれば御の字です。
300点程度を目標としていれば十分でしょう。
高校での学習に備えて、できれば英語は70点を目標にしっかりとっておきたいですね。
特にこだわりはないが大学へはいきたいということであれば、偏差値50程度の高校になります。
相模原市内で言えば県立上溝南高校・県立橋本高校が該当します。
得意教科であれば80点以上、苦手教科で65点以上で350点を目標とします。
こちらも大学受験で必須の英語は80点を目指します。
理系・文系の志望先に応じて、数学・理科または国語・社会を80点にしましょう。
ただこれは、大学名にこだわらない場合のお話です。
就職で有利になるような上位大学であれば話は別です。
現在の大学受験を考えれば、日本大学・専修大学クラスでも舐めていれば落ちます。
上溝南から日大や専大に進学したらよくやったと言えるレベルです。
まして学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学はかなり厳しいです。
これらGMARCHと呼ばれる上位大学に我が子をと考えれば90点からのお話です。
早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学などの難関大学は言うまでもないです。
GMARCH進学を希望するなら県立相模原弥栄高校や県立麻溝台高校が最低目標です。
できれば県立相模原高校で準備する3年間が望ましいです。
早慶上理となれば尚のことです。
弥栄目標なら430点、麻溝台なら400点はとっておきましょう。
県相なら450点をとっておくぐらいの基礎力からが欲しいです。
もちろんこれらの点数を取っていれば合格するというお話ではないです。
あくまで一つの目安であり、定期テストと入学試験とは別のものだと忘れずに。