早い決断が学力を伸ばす理由
判断決断というものは、基本として速さが重要です。
早く決断して行動したものは、それだけ多く積み重ねられます。
結果が出るのが早くなるので、その分成功率が上がります。
また、もし決断が間違っていても修正するための時間が残ります。
遅く決断したことが間違った時には、修正するための時間がない場合もあります。
これは考えてみれば当たり前のことなのですが、なかなかどうして実現されません。
ほとんどの人間、とりわけ学力が低い生徒は決断が遅いです。
じっくり考えれば正解に行き着くと思っているのでしょうか。
それもあるかもしれませんが、別の原因もあります。
その一つは「間違えたくない」という感情です。
正解したいわけではありません。
ただ間違えることを不必要に過剰に嫌うプライドです。
ただ恥をかくこと、自分が自分を恥ずかしく思い、他人から馬鹿にされるという妄想にとらわれています。
あるいはこれまでの人生で正しく間違えることを経験していなかったのかもしれません。
いずれにせよ「間違えないために決断しない」という選択をします。
塾生には言い続けていますが「できないをできるに変えた時にのみ賢くなる」のです。
できないことと向き合わねばなりません。
間違えることを恥じてはいけません。
堂々と間違えて、それを乗り越えるだけです。
そのためにもすぐ決断して、すぐ行動し続ける練習をしましょう。
毎日が決断なのが人生です。