在学中と卒業後
何を求めて高校を選ぶかには人によって基準があります。
物理的に通いやすい程度だって大事な基準です。
家庭として考えれば学費がどうかも考えるべきです。
そういう基準の一つに「在学中と卒業後のどちらを重視するか」があります。
在学中を重視するというのは、例えば部活動や制服で学校を選ぶようなものです。
卒業後を重視するというのは、進学する大学や就職先で学校を選ぶようなものです。
どちらを重視して学校を選ぶかに正解はありません。
ただ、自分がどちらを重視して選んでいるかについて意識することは必要です。
何も希望がない場合に僕がおすすめするのは、進学先や就職先を意識した学校選びです。
考えてみれば分かります。
高校生活は3年間です。
大学生活は4年間です。
働くのは30年以上に渡ります。
より長い時間をどう過ごすかを重視します。
さらにいいのは、在学中と卒業後の両方に魅力を感じられる進学先です。
例えば県立相模原高校は相模原市内では進学実績もよいですが、部活動も盛んです。
両立はなかなかに難しいことですが、これもまた人気の理由でしょう。
ただ、自分にとって理想そのものと言えるような学校はないものだというのが前提です。
最初に書いた「物理的に通えるか」という問題は避けて通れません。
過剰に理想を抱かないこともまた大事ですね。