学力が伸びない生徒の一言はこれ
学力が伸びない生徒が共通して言う言葉がいくつかあります。
そのうちの一つは「頑張る」です。
前向きでいい言葉ではあります。
しかし、これを口にすると僕のスイッチが入ります。
テストの答案が今ひとつだったとき。
通知表の評定が低かったとき。
しょうもないミスをしていたとき。
そんなときに「頑張る」と言ってはいけません。
そこで思考も行動も止まるから、改善されません。
「頑張る」というのは抽象的で甘い響きの言葉です。
行動は常に具体的にしか変えられません。
頑張るというのは何をするのか、どれだけやるのか。
どの教科のどの分野をどう改善したいのか。
使う教材、やる時間、目標する期限。
考えるのはそのレベルで、直ぐに実行しなければまた薄くなります。
そのためにも、「頑張る」を減らさなければいけません。
「早くやる」ではなく、「いつまでにやる」。
「たくさんやる」ではなく、「どれだけやる」。
「気をつける」ではなく、「どういう行動で確認する」。
そういうことと一つ一つ丁寧に決めて、素早く現実にします。