環境は親が整える
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
賢くなるためには「前向きに負荷をかけ続ける」のが一番良いです。
賢くなるとは、以前はクリア出来なかった課題をクリア出来るようになる事です。
今どの程度のレベルにあるかではありません。
今よりもっとよりよい自分になれたら賢くなれたと言ってよいです。
ということは、賢くなるためには自分が苦労する問題に出会っていることが必要です。
解けない問題に出会って、それに対して色々と調べたり考えたりして、前向きに頭を使っている時に、子供達は賢くなります。
考えている最中はじりじりと、正解した瞬間にぱぁっと賢くなります。
これを誰かに無理矢理取り組まされるのではなく、自分がやるべきことを自分で考えて取り組めば前向きでしょう。
そうなるためには、人によっては時間がかかります。
何かに恵まれている子供はこの領域に達するのが早いですが、何かに恵まれていない子供はこの領域に達するのに時間がかかります。
その時に大人が無理矢理せかしてみたところで、大声でしかりつけてみたところで、皮肉めいた口調で子供に嫌がらせをしたところで、そうやって取り組む勉強は後ろ向きなものに変わりはありません。
子供達がぐいぐい伸びる状態とはほど遠いでしょう。
そんな、取り組むまでに時間がかかる子供達のためには、取り組むための環境を用意してじっくりと待つことが良いのではないでしょうか。
植物の種は環境を与えなければ芽は出ません。
勉強するための環境を大人が用意しなければ子供達は伸びにくいです。
そして一旦環境を整えたら、じっくり待ってあげなければいけません。
急かさず焦らせずじっくりと子供達が伸びるまで待つのです。
「先生、それでは受験に間に合いません」
なるほど、ではいつから塾に?
「部活動を引退してから」
それで合格する生徒もいます。
そうでないならば、単にその生徒にとっては環境を整えるのが遅かっただけです。
環境を整えるのは親の領分です。
子供のやる気が出るまで待つのは、環境を整えてからです。
やる気が出てから環境を整えるのは、泥棒を見つけて縄をなうがごとしです。