新しいことを身につけるために
学力を上げるためには、新しいことを身につける必要があります。
新しいことは常に新鮮で不慣れです。
不慣れなままであれば不安定ですから、正解するのは難しいです。
その不慣れをいかに早く解消するかが、学力の差を生む原因の一つです。
慣れるためにもっともオーソドックスな対応は、接触回数を増やすことです。
毎日やっていることは慣れますし、毎日やらないことは慣れにくいです。
計算練習を毎日やるのと、週に2回だけやるのは結果が大きく違います。
毎日やるということは単に学習の量を増やすというだけではありません。
忘れきってから復習するより、忘れかけで復習した方が定着します。
もっといいのは、忘れる直前に復習することです。
記憶は思い出すことで定着します。
そもそも試験本番で私たちが行うのは、覚えることではなく思い出すことです。
試験本番でやることを練習しておくことは絶対にプラスになります。
だから、個別演習で演習回数を増やしてもらうのです。