子供が賢くなる本の読み方の簡単なコツとは?
子供達に賢くなってもらうことを強く考えながら、毎日指導をしています。
賢いというのは、どういうことでしょうか。
いろいろありますが、一つには「先が読める」状態が賢いと言えます。
例えば国語の文章を読んでいる時に、速く読める生徒と遅く読む生徒がいます。
この血が蛾を生む原因の一つが、先を読んでいるかどうかです。
ここで言う先を読んでいるとは、先の展開を予測しているという意味です。
人の話を読む時も聞く時も、先の展開を考えながらであれば速度を上げられます。
目の前に書いてある内容が、予想から大きく離れていないからです。
僕たちが普通に日本語を読んでいる時に、スラスラ読めるのと同じ理屈です。
同じジャンルの書籍を何冊も読めば、速度が上がるのも同様です。
次に何が起きるのか?
次にどんな話の展開があるのか?
これを無意識のうちに考えることができれば、情報処理速度が上がります。
そのためには、日頃から丁寧に先を読む練習が必要です。
最初のうち、それこそ小学生のうちからここを鍛えていきたいところです。
1文なり1 段落なり読むごとに、次の展開を予測しましょう。
そのような練習をすることで、先読みの習慣がつきます。
ここで大事なのは、あくまで先読みの行動だけを心がけることです。
正解しようが正解しまいが、面白がってください。
当たったら当たったことを喜びます。
外れたら、意外な展開であることを楽しみます。
テストではないのですから、正解不正解にこだわってはいけません。
上級者になれば、外れた方が嬉しいものですからね。
ありきたりなパターンばかり読んでいるとつまらないと言えるようになれば、上等です。
神奈川県の公立高校入試のような情報量の多い文章に太刀打ちできるようになります。