集中してテンポよく学習するための練習とは
テンポは意図して作らなければ身につきません。
学習する場合にテンポよく問題に取り組む癖をつけなければ、試験本番で時間に負けます。
一定時間内に集中して問題に取り組む癖をつけたいと考える人は多いでしょう。
集中は弛緩とセットです。
ずっと同じことをやり続けるのが不得手であれば、なおのことです。
15分程度を目安として集中と弛緩を組みましょう。
まず15分タイマーをかけて、学習を開始します。
15分経ったら行動を切り替えます。
問題を解く15分と回答解説を読む5分。
音読をする15分と暗誦を試す5分。
隣接する分野・行動でもいいですし、別物でもいいです。
苦手な人は10分から始めてもいいです。
10分+5分のセットなどで、緊張と緩和を繰り返します。
ただダラダラと何かをやるのではなく、行動を切り替えていくことで時間意識を高めます。
15分でどのぐらいの問題が解けたか?を体験することで自分のペースがわかります。
集中力が切れる前の状態を多く体験して、集中する練習とします。
集中力が切れるのは「飽き」が原因の一つですから、飽きる前に切り替えるわけです。
飽きる前に切り替えることで結果的に飽きていないと脳に思わせます。
実際には、体の痛みなども集中を妨げます。
じっと座って学習するための筋力を鍛えておくことも大事です。
背筋・腹筋で体を負担にならない姿勢に保ちましょう。
体の一部で過剰に体重を支えようとすると、痛みのもとです。