29の倍数をわかりやすく確認するコツ
高校受験に備えたい小学生を大募集しています。
倍数の確認は、中学数学の計算の基本です。
数学において方程式は非常に大きなウェイトを占める分野です。
とりわけ連立方程式を扱う際には、いかに計算ミスをすくなくするかがポイントになります。
その際に、倍数確認をスムーズに行う手段をいくつ自在に扱えるかで差がつきます。
例えば1桁の整数の倍数判定ができないのであれば、お話になりません。
しかし、29の倍数ともなると単純に暗記していることはない生徒がほとんどです。
強引に割り算をしてみるのも悪くありません。
いざとなったらパワープレイで突破すると決めておくのは大事です。
その上で、このような式について考えます。
29x=522
さて、これは整数の解が出るか?というチャレンジです。
ここで僕がイメージして欲しいのは、29の倍数の58です。
58は29で割り切れますから、580も29で割り切れます。
522に58を足すと580になります。
29x+58=580
29(x+2)=580
こうなりますので、両辺とも29で割り切れます。
29の倍数を足して29で割り切れたということは、足すまえの522も29の倍数だと言えます。
このように、倍数を足してわかりやすい数を作ってみると、倍数判別が少し簡単になります。
パワープレイ以外の確認もできるようになるのも、計算のコツです。