90点を取るための最後の10点は、相模原・弥栄・麻溝台への階段です
昨日の記事の続きです。
基本となる学習が十分にできていたら、80点・8割に届くはずだというお話でした。
その先の10点を取るための学習について考えます。
ここでの差を分ける力の一つは「考えて解く力」の入り口です。
公式に数値を代入してパターン化して解くような問題ではありません。
問題文をどう解釈してどう立式していくかや、どう計算してどう処理していくかの手順が複数ある問題です。
より抽象度の高い問題です。
抽象度の高い問題を解くために注目するのは式の扱い方です。
90点を安定して超えていく生徒は例外なく途中式を丁寧に扱います。
少しでも手応えのある問題を相手にするときには必ず計算の途中を式にします。
むやみやたらに計算の結果のみを書こうとしません。
計算の式の形を意識して途中式を書きます。
ですから、文字式などで抽象的に扱わなくてはいけない状態でも何をするべきかを見失いません。
答えがどうなるか・正解の数値が出るかどうかでの勝負ではなく、思考手順を重視する勝負をしているからです。
それを通じて言語化して考える習慣がつくので、記述答案への苦手意識が薄くなります。
ということは2学期後半からの課題となる図形の証明問題も得意になる段階を踏めます。
ただ一度90点を取るだけなら、単純に特定の問題だけ演習して精度を上げる手もあります。
しかし、あくまで県立相模原・相模原弥栄・麻溝台高校への進学とその後の大学受験を見据えた途中経過だと考えてもらいたいです。