手本通りに丁寧に
小さい動作を手本通りにやれるかどうかで、確実に学力の伸びは変わります。
例えば三角形ABCを考えるとします。
その際にペンを図形に当てずに目線だけで処理する生徒は伸びません。
頂点をペン先で突くだけの生徒も伸びません。
三角形の辺を指示通りに辺AB・辺BC・辺CAと一周なぞる丁寧さが必要です。
扱う三角形ごとにペンの色を変えてなぞる丁寧さが必要です。
そういう丁寧な動作があれば、三角形の性質を見逃すことなく捕まえられます。
文字だけ・目線だけでペンや手をを使わないで行動してはいけません。
分からないことがありそうな段階から、手を使って手間暇を惜しまず行動すべきです。
文字式で何かを表現することができないと考えた時も同様です。
目だけで睨んでも時間の無駄です。
具体的な数字をきちんと書き並べてモデル化を試していけば必ず解けます。
とにかく丁寧さを、手間を惜しんではいけません。
手を抜くべき時は別にあります。
抜いてはいけない手を抜くから、学力が伸びません。