15年の習慣は簡単には変わらない
おぎゃあと産まれた子供が高校受験をするまで15年かかります。
大学受験をするまで18年かかります。
15年の人生がある面で問われるのが高校受験であり、18年の人生がある面で問われるのが大学受験です。
そこに対していつから手を打つかというのは保護者さんにしか決められません。
14年かけて人生についた考え方や行動の癖があるとします。
14年の歴史があるものを簡単に変えることはできません。
簡単に変わることもありますが、それは生徒が並外れて素直だった場合になります。
あるいは並外れて「もっと賢くなる」と強く考えている場合です。
普通の生徒は容易に変わりません。
人生をかけて培ったものを変えるには、人生をかけてもらわねばなりません。
最低でも、生活を変えてもらわなければなりません。
何もかもを持って未来に進めたらそれはそれで幸せです。
でも、未来に持ち越せないものもあり得ます。
一つでも多くのものを未来に持っていこうとするなら、早い時期から対策を打たねばなりません。
それは親にしか決められない覚悟なのです。