暗記力を高める手段とは
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
学習に不可欠な要素の一つが暗記です。
どのような理解も土台となる知識の暗記抜きには成立しません。
掛け算九九でも仕組みの理解は重要ですが、使いこなすには暗記が必要です。
しかし多くの生徒は暗記に手こずって学習しています。
これはシンプルに反復した回数が少ないことが最大原因です。
先日、卒塾した生徒とテキストの話をしていました。
「Bテキストって何周ぐらいやってくれたっけね?」
そう尋ねると、生徒は少し中を見て答えました。
「100周は超えてましたね。そのあとCに移ったはずです」
もちろん、周回数が多くなる音読重視で学習してもらった結果ではあります。
それにしても、100周回したのは見事、あっぱれと言うより他にありません。
音読でも1つのテキストをそこまで周回することなく学習したいうケースがほとんどでしょう。
20回もやれば「凄くやった」と考えて満足するでしょう。
でもこの生徒は執念深く周回し続けることを選びました。
「先生は音読を200回やったっておっしゃってたので、3桁は行きたかったんです」
結果、この生徒はGMARCHに複数の合格を得ていました。
決して器用なタイプ・才気煥発なタイプではありませんでした。
それでもこの執念深さはまさに一流のそれでした。
必要なこと・決めたことを暗記するために妥協しないで、やれることは色々試していました。
一つ興味深かったのは、自転車に乗らなかったことです。
自宅は教室から徒歩10分ちょっとの距離ですから、自転車に乗りたくなるものです。
そこを敢えて自転車に乗らず、毎回散歩がてら歩いて通塾していました。
一度その理由を尋ねたことがあります。
「歩くと学習が捗る気がするんです。暗記も上手くいくんですよ」
なるほど、道理です。
歩くと心臓と足が動くので、血流が良くなります。
巡る血は体のみならず、頭にも回ります。
血の巡りがいいほど酸素が供給されて脳の働きは高まります。
必定、暗記にもいい影響があると言えるでしょう。
身体の仕組みから言っても理にかなっています。
そういうところまで自分をよく観察して行動を選んでいる様子。
そして小さい差を積み重ねてでも学力を高めようとする様子。
こういう生徒だから、大学でものびのびと学んでくれているのだろうと思います。