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学習と部活動の両立で注意すべき点は

 
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学習と部活動・習い事の両立

学習と部活動や習い事の両立について相談を受けることがあります。

まず一番雑な結論から言えば、「人による」です。

できる人はできますし、できない人はできません。

何を当たり前のことを言っているんだとお思いの方もいらっしゃるでしょう。

レベルが上がるほど厳しいのが当然

でも、我が子のことを見る時にそうは思っていない人がどれだけ多いかです。

両方で望む程度の大きな結果を残す人は多いか少ないかを考えれば、明らかに少ないです。

世の中にはいろんなものに恵まれてそれを達成する人もいます。

でも目の前の我が子が学習と部活動や習い事の両立で苦しんでいる時に、安易に両立できると考えてはいけません。

我が子がこれまで両立を成し得てきたなら、それを望んでもいいでしょう。

学習ですら苦労している状態なら、両立は容易でないと考えるべきです。

学力上位5%に入るためには、少なくともそれにふさわしい学習量が必要です。

部活動や習い事で上位5%に入るのも同じはずです。

そう考えれば、両立するためには時間が足りなくなることも十分ありうることは予測可能なはずです。

これが上位30%程度であれば、話は別でしょう。

両立はレベルが上がるほど厳しいものです。

部活動と習い事の決定的な違い

その上で考えておくべきことは、「両立できないならいつ手を離せるか?」という点です。

学習から手を離すのでも、部活動や習い事から手を離すのでも、期限は大事です。

どこまで、あるいは何がどうなったら両立から手を離すということも考えておくべきです。

無闇矢鱈に子供に部活動や習い事をさせるのであれば、学力に影響を与える可能性も覚悟してください。

この場合に気をつけるべきことは、部活動と習い事は期限設定の性質が違うという点です。

部活動は引退がありますので、相模原市近辺で言えば多くの部活動が7月下旬に部活動から手を離します。

陸上部・吹奏楽部などは引退が遅いので特に注意です。

しかし習い事は、「いつでも辞められる」「ずっと辞められない」という相反する性質があります。

引退がありませんから、いつでも辞めていいはずです。

実際にサラッとやめるご家庭もあります。

逆に引退がないが故に、なかなか区切り良く辞められないことも聞きます。

人間関係が特殊であるが故に、いつまでも参加することが前提の空気となっていることもあります。

こうなると部活動以上にやめにくく、学習に注力しづらくなる可能性もあります。

子供に部活動や習い事を通じて様々な経験をしてもらうことは人生にプラスになり得ます。

その上で、学習とのバランスの取り方、何かの手の離し方も考えておくのが親の責任です。

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