子供の楽しい人生のためのコミュニケーションとは
WRITER
子供の学力を伸ばす、子供に賢くなってもらう、その結果として子供に楽しく生きてもらいたいです。
楽しく生きるために必要な要素はいろいろあります。
青木学院は塾ですから、塾の立場で子供の楽しい人生を考えれば先述のようになります。
学力を伸ばすこと、賢くなることを目指すには脳を使ってもらうことが必要です。
いかに考えてもらうか、です。
曖昧にしていることをハッキリさせることも、考えるという行動の一つです。
今日は中学生と、夏期特訓について話をしました。
そのときに、自分が夏休みをどう過ごすかについて考えてもらいました。
自分がやりたいこと、やりたくないこと。
その理由などをまずは話しつつ深めていきます。
子供の思考を促すときに大事なことの一つは、真っ直ぐ考えて表現する癖をつけてもらうことです。
例えば、学習したくないという意見も僕は許容します。
その理由が「遊びたいから」であっても受け止めます。
「遊びたい気持ちもあるわな」と受け入れます。
ここで生徒に「遊びたいと正直に言えば怒られるのではないか」と考えて欲しくないからです。
これは自分の「遊びたい」という思考と向き合わなくなるからです。
自分の感情もしっかり受け止めて、それを丁寧に相手に伝えて表現してもらいたいです。
考えることをやめて表面を取り繕うようでは上辺の子供になります。
上辺で思考や表現をやめる子供になっては伸びません。
子供に正直になってもらうためには、いかに子供の発言を許容する空気を日常から作っているかが大事です。
何を言っても真っ向から受け止めて一緒に考えてくれると信用してもらうためです。
真っ向から受け止めて真っ向から返すようなコミュニケーションは、学習の根底です。
他人に言われていることを大事にする子供は、問題文もちゃんと読んでくれますからね。